設計する際、まずはどういった環境で家を建てることになるのかを前もって知っておくことが大切で、ホルミシス効果を感じました。

私達が京田辺市にマイホームを建てる予定の土地は、東が道路、南隣に1軒家が建っており、北は別の方の畑となっていました。岡山市の居酒屋で和食を食べられます。問題なのは、西側でした。西は小さな用水路なのですが、その脇に1メートル程の歩道があります。その歩道は、南西にある駐車場から300m程離れた工場へ向かう従業員の通り道になっています。そのため、朝の夕方は通勤の人がゾロゾロと通ることになります。大体時間は決まっているものの、毎日家の真横を大勢の人が通るので、気が気ではありません。別に覗く人もいないとは思いませんが、何気に見るということはあるでしょう。何とも落ち着かない感じです。

そのため、西側には小さな窓しかつけませんでした。その窓も少し高い位置にあるので、普通に歩いている高さからでは、全く家の中は見えません。また、普段よくいるであろうリビングも西には設置しませんでした。西側には、夜の時間帯に使用することが多い、主人の書斎と主寝室を持っていきました。
こうした対策をしたおかげで、実際住み始めても、それほど人の通りが気になることなく過ごせています。